|医療機関における適正受診のお願い
厚生労働省では、医療現場の疲弊や医師不足といった現在の医療現場が抱える課題に対応するため、平成22年度診療報酬改定においては、病院勤務医の負担の軽減に資する項目等について重点的な評価を行っています。
また、医療現場における医師の過重な勤務などの課題を解決していくには、医療を受ける患者側においても適正受診に心がけることが必要との観点から、「保険者や地方公共団体をはじめとする各関係者は、医療機関の適正受診に関する啓発を行うこと。またその効果が現れない場合には、更なる取り組みについて検討を行うこと。」としています。
このような医療状況の中、ダイヘン健保のここ10年間の医療費についてみてみますと、平成18年度まで下降していたものの、その後はこれを超える支出が続いており、平成22年度は診療報酬及び薬価改定等の不安材料が加わって、引き続き厳しい状況になるのではないかと思われます。
こうしたことから当健保におきましても、適正受診を推進するための何らかの活動が必要と考え、さしあたっての啓発活動としまして、厚生労働省の『医療機関・薬局の受診等にあたっての留意点』をお示しすることにしました。
余分な検査や薬剤、不適切な健康保険の使用等をなくすなどして医療機関・薬局、健康保険料を大切に使い、本当に必要な人が安心して医療を受けられるよう、みなさまのご協力をお願いします。

《医療機関・薬局の受診等にあたっての留意点》

・休日や夜間に開いている救急医療機関は、緊急性の高い患者さんを受け入れるためのものです。休日や夜間に受診しようとする際には、平日の時間内に受診することができないのか、もう一度考えてみましょう。

・夜間・休日にお子さんの急な病気で心配になったら、まず、小児救急電話相談(#8000)の利用を考えましょう。小児科の医師や看護師からお子さんの症状に応じた適切な対処の仕方などのアドバイスが受けられます。
※小児救急電話相談が利用できる時間はお住まいの自治体によって異なります。

・かかりつけの医師を持ち、気になることがあったらまずはかかりつけの医師に相談しましょう。

・同じ病気で複数の医療機関を受診することは、控えましょう。医療費を増やしてしまうばかりでなく、重複する検査や投薬によりかえって体に悪影響を与えてしまうなどの心配もあります。今受けている治療に不安などがあるときには、そのことを医師に伝えて話し合ってみましょう。

・薬が余っているときは、医師や薬剤師に相談しましょう。(薬のもらいすぎに注意しましょう。)

・薬は飲み合わせによっては、副作用を生じることがあります。お薬手帳の活用などにより、既に処方されている薬を医師や薬剤師に伝え、飲み合わせには注意しましょう。

・後発医薬品(ジェネリック医薬品)は、先発医薬品と同等の効能効果を持つ医薬品であり、費用が先発医薬品よりも安くすみます。「ジェネリック医薬品希望カード」を医療機関や薬局に提示することなどにより、後発医薬品の利用について相談にのってもらうことができます。

→戻る

健康保険組合ダイヘントップへ